永島のアルバイト生活は、約3年にも及んだ。先のビラ配りだけではなく、飲食店でも働いた。そうして生き抜いた日々の果てに、永島は自分の店を持つというチャレンジにたどりついた。それが、「とこしえ」という店だった。三軒茶屋から徒歩圏内にある、広島焼きの店だ。
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自分にはいったいどんな可能性があるんだろう?永島は、バックパッカーになって半年間の旅に出た。行き先は、東南アジアだった。
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アンダー世代のハンドボール日本代表に選ばれるということ。もちろんこれはとても大きな名誉だ。だが、同時にあまり知られていない事実もある。それは、お金がかかるということ。もちろん国も出してくれるし、協会も出してくれるが、ジュニア世代になるほどスポンサーがついていないためそれだけでは賄いきれないのである。そう、足りない分を補うのは選手であり、もっと言うとその親だった。
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高校時代ではじめてハンドボールに出会い、”ワクワク”の導く航海は常に「しんどい方」へ舵を切ってきた。案の定その道は何度も辞めようと思ったほど過酷なものだったが、大学での日本一・アンダー世代の日本代表選出という結果を得た。
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これまでの人生における決断で、後悔したことがあれば教えて下さい。
今日の取材のオープニングクエスチョンだった。「ないんですよね、本当にない。」笑みを浮かべながらそう答えてくれたのが、今日の主役。
永島英明
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